R'sコラム

大人の法則

第8話

シルエットの妙

 

 「最近の服って小さい。」
 「普通サイズなのに店員に○○号をすすめられた!」
 「デザインが好みのはサイズが小さい、サイズがちょうどいいのはデザインがオバサン。」
以上、「最近、太った」という話題とともによく交わされる会話。
 たしかに若い人たちのスリム志向(やせすぎ?)と、カットソーやストレッチ素材が多くなったことで、服の型自体が小さくなっているようです。(パタンナー談)

 一方、サイズは小さくなっていますが、今年のシルエットはややゆとりのあるのが流行。たとえばパンツ、細身の美脚ブーツカットは根強い人気ですが、セミワイドが新鮮に見えます。そうなると昨年までジャストサイズで気に入って着ていたぴっちりTシャツやパンツが変に見えるのは不思議なものです。
 大人のおしゃれとしては普遍的な美しさを追求したいところなのですが、やはり’気分が飽きる’のでしょうね、時代のシルエットってあるものです。

 そして、時代のシルエットをチェックしつつ、移りゆく自分のシルエット(体型)と冷静に向き合い、自分の好みにマッチさせるのは、うーむ・・・おしゃれって残酷。
 変だったら言ってね!と、宣言しておきましょうか。いずれにしても、ほどよいゆとりのあるシルエットの流行は私たち大人にはうれしいことです。

 全体的にチビな私は、どちらかというとタイトなシルエットが似合うと思っています。でも、これからは年相応の肉付き、貫禄が加わるといいのでは。日本人とは体型が違いますが、映画「シカゴ」では、主役女優の小作りなかわいさより、キャサリン・セタジョーンズの脂ののったボディの強さが圧倒してました。ゴスペルのマザー!トンガのお母さんの二の腕!!ボディがあるってかっこいいなぁと、憧れます。

 スリムなら魅力的とは限りません。ボディがあるだけも困ります。結局はその人の実力、存在感、個性が魅力になるのですね。「体重を減らすより、人生の充実」ですか。

 

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