R'sコラム

大人の法則

第四話

色は個性と気合で着る!

あなたのルールを決める その3 「似合う色」

 

 少し前に、パーソナルカラー診断というのが流行りました。いろんな色の布を首の下にあてて似合う色を判定するという・・・試されたことありますか?それなりに発見はあるのでしょうが、とても役に立ったと言う話は聞きません。やっぱり好きな色を着たいし、自分に似合う色って皆さんよくご存知です。
 そもそも色を語るとき、’色み’のみをとりだして分析するのはナンセンスと思います。どんな素材にのっているか、またそのときの気分(流行も含め)や、着る人の個性によって違ってくると思うのです。

 たとえば色のイメージ。「白」という色をとっても、綿の真っ白なジーンズ、麻のしゃきっとしたシャツ、真っ白な革のジャケット、白いふわふわモヘアのニットでは、まったくイメージ違います。
 たとえば色と気分。女の人をとてもきれいに華やかに見せてくれる鮮やかな「赤」。ちょっと元気のないときでも、着るとぱっと顔が明るくなります。でもうーんと調子悪いときは色に負けて一日居心地悪かったりもします。

 私は着たい色が似合う色!と思っています。ブティックの女主人になったつもりで、着たい色、好きな色を中心にあなたのカラースキーム(色彩計画)を作って見ませんか。あなた風にするコツは、色味のある色から決めてゆき、それに合わせてベーシックカラーを決めるとよいです。ご参考までに例によって’私の場合’のカラーチップを並べてみました。
 ※Webカラーですので、多少の色ぶれはあります。また、以下の分類は一般的なトーン名称とは一致しません。

 

ペール&ライトカラー 淡い色、軽い色。私の場合は、透明感のあるフレンチカラー。ブルー・グリーン系を中心に。
 

ミディアムカラー 中濃色。私の場合は、スペイン、シビラカラーとでもいいましょうか。レトロモダンなサーカスの色。もう少しグレイッシュな色がお好みの方もいらっしゃるでしょう。*シビラ:スペインのファッションデザイナー。
  

ストロングカラー 元気の出る強い色。私の場合は、真っ赤、朱の入らないクリアな赤。日本製品は染料のせいか朱赤ぽいのが多く、なかなか好みの赤に出合えません。
 

ニュートラルカラー 無彩色。色味のない色。カラード・ニュートラル(ほんのわずか色味のあるもの)も含めて。
 

 白:白にも、真っ白、黄みがかった白、青みがかった白があります。似合う白を決めておきましょう。私は、真っ白か白に近いオフホワイトを選びます。アイボリーは分量が多いと野暮ったく見える気がします。

 ベージュ:ニュートラルカラーのなかで一番難しいのがベージュです。ほんの少し入った色味のせいで、持っているものとまったく合わなかったり、地味に野暮ったくに見えたりします。品良く、現代的ですっきりしたベージュはやはりお値段の良いものに多いのは事実ですね。いつも「これはクールか?」と自問してから買います。

 グレイ:パールグレイ、ミディアムグレイ、チャコールグレイ、またすこしブラウンやカーキがかったカラード・グレイ。どれもすてき。他の色と合わせやすく、ベージュに比べて、安いものでもわりに失敗の少ないのがグレイです。

 茶:自分の茶色を決めておくと便利です。とくに革の色は、靴、バッグ、ベルト、時計のベルトなども一色に決めておくとちぐはぐにならず、数も少なくてすみます。私はイタリアぽい、チョコレートブラウンに決めてます。

 黒:赤みの黒、青みの黒、ジャパネスクな墨黒・・・黒にも表情があります。秋冬はこっくりした暖かい黒、春夏は涼しげな青みの黒や墨黒と、季節や素材によって選びます。

 その他定番色:紺、ボルドー、カーキなど。なるべく、無彩色に近い方が他の色と合わせやすく、都会的です。私は黄みの少ない青みのカーキが定番色です。

 

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