第16話

タイトルロゴ、レイアウトをリニューアルしました

One of a kind.
’オリジナル’という贅沢

 

最近、自分で着る服を縫っています。もともと布が好きで、ちょっとした手作りはしていましたが、あるとき既製服の縫製の基本を習うことがあり、その目からウロコの合理性に、やる気になりました。なんといっても好きなパターンで仕上がるのがうれしいところです。好みのフィット感、着丈で、好きな襟の開き具合に袖丈。大人のボートネックとか、大人のチビT、大人のフリル・・・勝手にネーミングして楽しんでいます。それに・・・褒められるとうれしいもの。プロ仕様のロックミシンも購入し、仕上がりも作業スピードもグンとアップして、ますますはまっています。

気が付けば、私の周りでも、服に限らず、陶器や籠、染色、刺繍など、ハンドメイドの静かなブームです。そして皆さん、世界にひとつの、とても素敵なオリジナルを生み出しています。

若い頃は、作っても「アッレ〜?」なんだか垢抜けない、いかにも手作り風のものが出来上がったものですが、いいモノ、わるいモノ、たくさん見て、比べて、使った経験が完成品に反映され、深みをだしているのでしょう。素敵なことです。

また、先日、あるインテリアセミナーでガラス工房の社長のお話を伺う機会がありました。さまざまな技法を凝らした、見たことのない斬新なガラスクラフトに目を奪われました。それはすべて特注品のオリジナル、まさにアートの世界です。しかもそれをインテリアの建材や建具として使うという、なんと素敵な贅沢!感動しました。

高級ブランド品は万国共通のステータスかもしれませんが、自分を表現するものではありません。モノがわからないとき、自信(自身?)のないとき、頼るものではありますが。やはりエネルギッシュに贅沢をするなら、オリジナルが上等と思います。かっこいいオリジナルを目指して、審美眼を養い、魅力ある人生経験を積みたいものです。

Text: RIKA SATOH

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