R'sコラム

大人の法則

 

第1話

最近どこで服買いますか?

 

 私の周りにはおしゃれで魅力的な大人の女性がたくさんいます。自分がしっかりあって優秀で、ハートがあって辛口な批評家。ファッションに限らず、いつもよい刺激を受けています。仕事も好みも年代も体型も(!)さまざまなのですが、近頃同じことを言うのです。それは、
「最近どこで服買ってる?」
ということ。つづいて、
「私たち世代の服ってないよねー。若い子用orオバサン服。超安物orブランドもの。どっちかにしなきゃいけないわけ?」
「以前は洋服買うのってワクワクしたのに、今はトリアエズ必要だからシカタナク買うってかんじ。ニーズはあるけど欲求はないのよね」
「バブルの頃ってよかった。素材もディテールも凝っていたわ。今見てもいいもの」
「セレクトショップって品物の割に高くない?」
「朝起きて迷わない服ってないかしら」
などなど。そして最後に、
「カバンよりそんな服つくんなさいよ!」
う〜ん…

 若々しいデザインはそのままで、もう少しパターンがきれい、もう少し素材がよく、モダンで女っぽい配色、シンプル過ぎず大人の遊び心のあるディテール、着心地がよくメンテが楽、納得できる価格…そんな夢のオトナ服は存在しないのでしょうか?
 かくして、彼女たちはオシャレしたい気は満々なのに、自分に合ったその一着を捜しだすのにうんざりしているのです。結果、以前ほど服を買わなくなったということです。

 今までのように年代でひとくくりにできない、いろいろなテーストをもった女性たち。彼女たちの魅力の数だけスタイルがある!それはスバラシク楽しいことです。でもこのままではずーとないものねだりの状態が続くのでしょうか。何か共有できる法則はないのでしょうか。もしそれができれば、次なるアプローチも考えられるかもしれません。あるていど共有できるベースをもとに、アナタらしさをプラスした装いをすればよいのですから。

 私たちの歴史あるワードローブの中から、検証をすすめたいと思います。

 

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